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テキトーさと安さが売りのカラマパロ |
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どうせならもっとラノベっぽい文体でやりたいよね。あんまラノベ読んだことないので真似ようがないのですが……。
「悪霊」は「ニコライ・スタヴローギンの憂鬱」な感じでイケると思う(まんま過ぎる)。キョン文体のアントン・G氏を想像したらピロシキ噴いた。
ニコライ「ただのロシア人には興味ありません。この中に自殺志望者・ロシア原理主義者・ニヒリスト・自称革命家がいたら、 私のところに来なさい。以上」
シャートフ「禁則事項ですv(はあと)」
キリーロフ「このロシアを統括する人神統合思念体によって造られた対形而上生命体コンタクト用スーサイド・インターフェース、それが私」
ピョートル「んふっ、困ったものです」
シャートフだけちょっと努力すれば普通にできるぞこれ。
Scene3:2002年7月21日東京・原宿→世田谷/「カラマーゾフの兄 弟」現代パロディ |
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カラマパロ | |
※Q:下男V系設定の根拠を教えてください
A:給料を服と整髪料代にぜんぶ使っちゃうギター青年という原作設定があるから
Q:田園調布って大田区なんですが……
A:mazide!世田谷区だとばかり思ってました
約束の時間になっても、弟は原宿駅前に現れなかった。携帯電話も一向につながらない。社会学の実地調査にはもってこいの場所だが、キャッチ目的の男たちに混じって人混みを物色するのも気が引ける。どうしたものかと思ったところで、真っ赤な外車がすうと目の前を蛇行して、止まった。
「弟様がお待ちです」
出てきたのは若い男だ。車のボディがやけに反射するせいで、顔はよく窺えない。この暑いのに黒スーツに身を固めており、宙に尖らせた銀髪と、耳にじゃらつく胡散臭いピアスがやけに目立つ。むろんこの界隈では珍しくもないいでたちだが、バブリーなベンツとの取り合わせは異様だ。おまけに、この俺に向かってバカ丁寧なお辞儀をする。
「車にお乗りください」
「待ってくれ。これはどういうことだ。おまえは誰だ。弟はどこにいる?」
「申し遅れました。私はお父上のホームヘルパーです」男は答えた。ハスキーな声だ。「弟様から伝言をことづかって参りました。すぐに来てほしいと」
「弟から?」
「時間がございません。お乗りください。弟様のところまでご案内します」
なるほど、こいつが兄貴の言っていた「キモいV系」か。しかし、いくら不可解な弟とはいえ、こんな素性の知れないやつを俺のところまで呼びにやるとは尋常じゃない。畜生、何か厄介ごとに巻き込まれそうな予感がする。
「分かった」俺はため息をついた。「でも、運転は俺がする。道を教えてほしい」
「……左ハンドルはお慣れですか?」
慣れているわけがない。V系男の誘導に従って、俺はしぶしぶ助手席に腰を下ろした。カーオーディオから細々と流れていた音楽を切り、男は車を発進させた。駅前交差点の若者たちが物珍しそうにこちらを見ている。このド派手な車じゃ無理もない。芸能人が乗っているとでも思っているのだろう。
表参道を脱出すると、車の速度は快適になった。V系男はまったく口を利かないが、運転は悪くない。見てくれは珍奇だし、親父に雇われている理由がさっぱり分からないが、多少はまともな奴かもしれない。
「さっきの音楽」俺はオーディオを指差した。「あれ、V系バンドってやつ? かけてほしいんだけど」
返事はなかった。あまりに間がもたないので、俺は窓の外に目をやる。久々の東京の車窓だ。どうせなら腹をくくってスターバックスコーヒーの出現回数をかぞえるしかない。もう声をかけたことすら忘れかけた頃、V系男は、ぼそりと言った。
「ヴィジュアル系なんて下らないです」
その言葉の意味を解するために、今度はこちらが黙らなければならなかった。腕を組んで、五分ほど頭をめぐらせる。このストレートな突っ込みはある種の負けだったかもしれない。
「……なら、どうしてそんな格好を?」
V系男の顔かたちは未だよく見えない。バサバサした銀髪が邪魔だ。ちらと横顔を見やると、青ざめた唇だけが人形のように動いた。
「勝ち組とはちょっと話すだけでも腹立たしい」
「え?」
俺は椅子から跳ね起きた。何を言ってるんだ、こいつ。
「勝ち組とはちょっと話すだけでも腹立たしい」
二度目。背筋に鳥肌が立つ。気持ちの悪い奴だ。こんな男の運転する車に乗っている場合じゃない。赤信号になったら降りてやろうと、鞄を抱えてスキを狙ったが、車は一度もスピードを緩めないまま、世田谷区に突入した。
雷句さんの訴訟に関して4(返信ありがとう) |
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という訳で前回は漫画制作の現場が魂のぶつかり合いだと書いた。
だから、罵詈雑言が飛び交う事も少なからずあるし、
前回も言ったけど、そんな罵詈雑言浴びせる編集がおかしい、という意見こそ、おかしい。
この点は、ライクさんもブログで認めているところだ。ケンカ腰だったが一緒に作ってくれていた編集はいたと。
では、なぜにこんなにこじれてしまったのか。その原因は大人の現実にある、と思う。
編集さんには、作家と一緒に漫画を作る事の他に、どうしても避けられない仕事がある。それが、ビジネスだ。
以下はあくまでもたとえだけれど、
グッズのための、カラーイラストを描いて欲しい。本誌のポスターを描いて欲しい。
映画のために、新しいサブキャラを登場させて欲しい。ゲームのために、必殺技の効果を追加して欲しい。
アニメのために若干設定を変更して欲しい。発行部数のために、ストーリーを変更して伸ばして欲しい。とかね。
作品を社会的にも、人気をとって盛り上げようとするなら、こういう事って必ず出てくる。
それは編集さんの意思とは関係なく、仕事として担当する作家にお願いしなくてはいけない。
そしてこのビジネス系のお願いは、売れっ子になるほど増える。
漫画制作とビジネスを分けて考えられればいいのだろうが、ここから先は僕の予想だけど、
ライクさんはここで混乱したんじゃないだろうか。
ライクさんからすれば、さっきまで熱く打ち合わせをしていた、同じ編集さんが、
急に熱のない、しかも物語にプラスになるとは思えない要求をしてくる、と映る。
打ち合わせと作画で、全然時間がない事を分かっているはずの編集が、余計な仕事をお願いしにくる。
さっきまでの熱い言葉はなんだったんだ?
そして、そこで、スイッチが切り替わった。
あいつは、おれを、馬鹿にしていただけなんじゃないのか。
一度そう思ってしまったら最後、編集さんを信じる事ができなくなったのではないだろうか。
一緒に作品を作ろうという情熱をもって訪れる編集を、一企業の手先としか思えなくなったのではないだろうか。
それが僕の思う、今回の騒動のカラクリ。
ライクさんのブログを読むと、担当につく編集さんが、代を重ねるにつれ、
どんどん態度の悪い人に代わって行く様子が見て取れる。悪い人から、いい人に代わった例はない。
これは、ライクさんの編集者への不信が、どんどん大きくなっていったからではないのかな。
そしてついに、会ったその時からニヤニヤしガンをとばし喧嘩を売ってきた…、までに至る。
あくまでも予想です。もしかしたら本当に、代を重ねるにつれて悪い編集者に代わったのかもしれない。
僕も、サンデーの編集さんを全員知っている訳ではないし。だけど、少なくとも実名をあげられたうちの一人、
僕の担当編集者さんだけは、そんな人ではないと断言できる。
とは言っても、過失があるのは小学館、ライクさんは被害者だ。僕はそこを覆したいんじゃない。
僕が言いたいのは…、長くなったのでまた後日。そろそろまとめるよ。いただいている質問もあとでまとめて。
うつーむき 今夜っ 血をっ 喰う~ |
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人間関係マジウゼェ~
会うたび俺に800円よこせお前ら
蚊 |
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ここは幸か不幸か直接写真を貼れないから書くだけだけど、右の前腕部の内側ちょうど真ん中あたりがぷっくり膨れている。
やられるのはベテランで、一番ひどい時に数えたら下半身だけで20カ所を超えていたことがあった。
長年の研究の結果、「なにもしない」のが一番治りが早いみたい。耐え抜けるどうかが勝負です。
でも今日はこの時間だからまだいいけど、寝る直前にやられると眠ってる間に無意識にかきむしるらしく、起きたらぶわーっと腫れていることもある。そうなると後を引く。
長年研究しておいて今頃気づいたけど、こういうのって風が当たってもかゆいのな。かゆみは「弱めの痛覚」らしいから無理もないか。
人によって「くわれた」「かまれた」「さされた」など言い方が違うけど自分としては「くわれた」派です。
Scene2:2002年7月20日東京・麻布/「カラマーゾフの兄弟」現代 パロディ |
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カラマパロ | |
※わたし社会学とか社会学の学閥事情とかぜんぜん知らないのでそこんとこサーセンw
麻布十番の駅に着いても、俺の動揺はまだ癒えなかった。K大の恩師もとんだ飛び道具を出してくれたものだ。絶対にあけるなと言われた書類が、手になじみのある厚さだったので、おかしいとは思っていた。休日の土曜日なのに、T大学の老教授が、わざわざ研究室で出迎えてくれたのも不思議だった。だが、鋏で切った封書の内から、自分の書いた修論の草稿が出てきたときには、さすがに息が止まるほど驚いた。教授は、俺の顔をしげしげと見て、君には女子学生のファンがいっぱいつくだろうねと言って笑った。
「君の先生から、話は伺ったよ」教授はうなずいた。「修士卒で、しかも我がT大学の助手として迎え入れるのは異例の好待遇だ。そのことは分かっているね?」
「教授!」俺は叫んだ。「私はアカポスを望んでいるわけでは……」
「才能を無駄にするな。社会学者の旬は短い。君はこの21世紀初頭の現代日本でこそ生かされるべき人材だ」教授はきっぱりと言った。「あと二年で、私は退職になる。それまでの一年は、私の助手として勤めてもらうことになるが、その面倒に耐えてくれたら、君にこのポストを譲るよう方策を練ろうじゃないか。来年の春、ぜひ、この研究室でまたお目にかかりたいね」
自分は学者の道に進むつもりなんてない。一流企業に勤めるつもりも、親父に頭さげて会社を継ぐつもりも、気取ったフリージャーナリストになる気もない。修士課程を終えたら、貯金をごっそり抱えて、東南アジア諸国を歩いて回るんだ。あんたたち老社会学者が、現代の若者の典型像としていつもバカにしている「自分探しの旅」というやつだ。それの何が悪い。そう言い返してやれなかったのは何故だろう。麻布の閑静な住宅街を歩きながら、小さな自己嫌悪と共に空を仰ぐ。前方にそびえる工事中の円柱ビルは、たぶん、六本木ヒルズだろう。まったく、兄貴の婚約者とやらは、ずいぶん羽振りのいい場所に住んでいるものだ。
いくら名門のO女子大学で学んでいるとはいえ、どうせ頭のふわついた、ちゃらちゃら遊びまわる女子大生なのだろうと思っていた。高級マンションの最上階、玄関口に現れた娘は、年の割に大人びた、驚くほどの落ち着き払った風情の美人だった。俺が口を開こうとすると、お兄様から話は伺っております、まさかあの有名な批評家にお会いできるだなんてと、彼女は切れ長の眼を輝かせた。
「なかなか意欲的な卒論になりそうですね」
淹れてくれた紅茶を啜り、彼女の卒論計画書に目を走らせながら、俺は言った。決してお世辞ではなかった。地下鉄サリン事件をテーマに選ぶ学生は少なくないが、面倒なフィールドワークをきちんとこなそうと計画する者はあまりいない。まして、女子大学の学生としては稀に見る野心だ。
「私も、最初に書いた社会学の論考はこの事件を素材にしたものでした」
「ええ。K大のデジタルアーカイヴで拝読しました。その論考も引用させていただくつもりです」
「大いに叩いてくれるといい。あれはかなりの若書きだから」俺は笑った。「しかし、何かと奇遇ですね。まさか社会学を専攻されているとは」
「はい。……本当は、院に進みたいと考えていまして」
「あなたなら、実力としては充分でしょう。語学試験さえ通ればT大だって……」
「でも」彼女は目を伏せた。「……お兄様との、縁談のお話もありますし」
そうだった。俺としたことが、とんだ間抜けだ。学問の話がはずんだせいで、自分がここに来た目的をすっかり忘れていた。
「兄は……」
「お兄様は」彼女は言葉を重ねた。「とても男らしくて、優しくて、素敵な方だと思うんです。でも、でも……私、この結婚が本当に正しいのかどうか分からないんです。それに、あの方も、あまり、この結婚に積極的なようには思えないんです。どうか、ご存知なら、教えていただけませんか。あの方は、私との縁談のことを、いったいどのようにお考えなのかしら」
「兄は……」俺は繰り返した。彼女のすがるような目と視線が合って、息が止まった。「兄……いや、私に申し上げられることはこれだけです。あなたのような聡明な若い女性を妻に持つだなんて、兄は分不相応なほどの幸せ者だと」
「本当でしょうか?」
「本当ですよ。あんな荒くれの兄貴ですが、どうか、幸せにしてやってください」俺は深くうなずいて、紅茶をごくりと飲んだ。自分の胃の底に浮かび始めた第三の感情には、当面、気づかないふりをしていたかった。
Mr. Joshua Persky |
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以前メールを出したJoshua Persky氏から日本時間の今朝メールが来ていた。
この名前を見たことのある人もずいぶん多いと思うけど、簡単に説明すると、Persky氏はアメリカのサブプライム不況の影響を受けて、勤めていた会社の契約を更新されず、無職になってしまった。
MIT卒の彼はユニークなリクルーティングをウォール街で展開し、一躍世界中にその名前が知られる。
自分も日本の新聞で取り上げられた彼の記事を読み、連絡先メールアドレスを調べ、同じく労働者の一員として新しい仕事が見つかりますようにとメールを送った。
彼はありがとうとメールで返事をくれた。
久しぶりにインターネットのおもしろさを感じることのできる経験だった。
その彼がBlogを始めたと、メールでURLを教えてくれた。
家族や友達、同僚にこのBlogの存在を伝えて欲しい、それがより自分を有名にして、早く仕事を見つけるための助けになるんだと彼はメールに書いていたので、ここにも彼のBlogのURLを記し、Trackbackもしておく。
Oracle of NY
Sonar Kollectiv |
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Sonar KollectivのCDを7枚まとめて買った。
熱心に音楽の情報を集めなくなってしまってからというものの、定期的にSonar Kollectivをまとめ買いする程度になった。
あとは、ゆくりなく立ち寄ったレコファンで古いジャズや、クラシックのCDをまとめて買うことがたまにあるかないか。
サックスも吹かなくなって久しい。
もったいないし、サックスは吹いてやりたいんだけど。
Re: 自分も含めて
http://6we8mk.sa.yona.la/16 |
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Reply | |
コメントありがとうございます。
いっせいに返信します。
>メインのブログやリアルで言えないことを吐き出してスッキリ
当方メインのブログはここだけなので、というかWeb上で何か書き散らかしているのもここだけなので、Web上で何かのペルソナを持つ必要には今のところ迫られていません。
ですがリアルで言えないことを吐き出すのはあります。
Webもリアルなんだけど、最近の世情を見ているとどうもWebがリアルと密接にリンクしていることを理解できていない人が多いけれど、場所が違う。
会社や客や家族に言えないことでも吐き出すことのできるリアルな場所。
>この背景の白を見た時から
シンプルでしかも編集しやすいインターフェイスは、人間に本音を吐かせやすいのかも知れない。
そしてそういう場所はあってもいいし、必要かもしれない。
>どうせ恋愛系×メンヘル系吐き出しで占められてるんじゃないの?って最初思ってたから。
恋愛系のエントリで自分のブログを埋め尽くしたいものです。
恋に恋する、恋に怯える男27歳。
ラブ・ハラスメントという言葉を聞いて、異常なまでにしっくりとくる自分に戦慄した。
>でも、なんもかんも忘れてこーゆーのも、案外いいもんだよ。
ですね。
現実世界はますますミスを許さない世界になっていく一方だし。
忘れるために書く。
書いてしまえば、それを見返せば思い出すから、意識して記憶して自分に負荷をかけることがなくなる。
Re: 血管に空気。
音楽の力番外編 |
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音楽 話題 取引先 お客様 | |
プロでも批評家でもマニアでもないけど、音楽の力が及ぶのは、現場に限ったことでは無いと思う。
ユーザー取材の際や、微妙な関係だった取引先と商談の際。
元々傾聴能力が低く、緊張しいで、売れない営業マンの私。最低。
しかし開き直って向こうが音楽好きならその話しまくってやれと思うと、
向こうの得意なジャンルに合わせて傾聴もでき、マシンガントークも出来る・・・正直楽しい。
向こうも仕事の話に戻っても結構乗り気になってくれるし。音楽よ、ありがとう。
マジで今の仕事で良いんだろうか。こんな事に音楽を利用するのは申し訳ないとも。
いや、私が踊らされているだけか。まあいいか。